前回の出口先生に続き、本校の教員を紹介する【教員インタビュー】です。
本日紹介するのは、作業療法学科1年生の副担任である菅村拓也先生
徳島医療福祉専門学校 作業療法学科 卒業(H20年3月)
医療法人ひまわり会 中洲八木病院 就職(H20年4月~R2年8月)
徳島医療福祉専門学校 作業療法学科 就職(R2年9月~)
・受け持っている授業について教えてください。
「基礎作業学」、「身体機能治療学」
レザークラフトを作成するといった、作業療法学科らしい授業も、受け持たせてもらっております。(レザークラフト授業)
・授業に対するこだわりはありますか?
レザークラフト作成など何か作る授業では、限られた時間内でモノを完成させることを徹底して指導しています。作業が遅れている、上手くいっていない学生は特に気にかけて、だれも置いてけぼりにないようにしています。なぜなら出来上がったモノを学生同士でほめあったり、評価しあったりする時間を大事にしているからです。実際の医療現場では、患者様の行動や作ったモノに対しての声掛け、評価をすることが必要になるので、そのトレーニングとしての意味合いもあります!
・作業療法士を目指した理由は?
幼い時からよく遊んでいた近所の先輩が理学療法士に就いたり、高校時代には所属の野球部外部コーチとして理学療法士の方から指導を受けたりと、職業のことはよく知っていたので、自然と進路の選択肢の1つにありました。高校時代の先生からも、リハビリテーションや誰かの手助けをすることには向いているといわれたで、真に受けたところがあります(笑)
でも、この学校を受験したとき、実は第一志望は理学療法学科だったんです。結果、第二志望の作業療法学科に合格させていただいたので、作業療法学科に入学しました。作業療法学科のことをほとんどしらない状態で入学してモヤモヤする時期もありましたが、授業や1年生の時の実習で臨床現場を目の当たりにして、OTを目指す決心がつきました。
・今年度の目標はありますか?
昨年度から教員になり、まだまだ先輩方の授業には劣るところがありますが、知識を増やして、授業の準備もしっかりして、心に余裕をもって進められるよう励んでまいります。
医療現場で経験がない領域についても、同期の卒業生で現役バリバリの理学療法士にわからない分野のことを聞いて回るなど、教員としての再勉強している真っ最中です(;^_^A。
また、学生時代、90分間の授業でずっと集中するのは、とっても大変でした!(経験談です) なので、自分が授業するときには、大事なところと、少し脱線した話をしてみるところとで、メリハリをつけるよう意識しています。ほかにも工夫を凝らしながら、90分授業でも学生の集中力、興味・関心をひく授業に取り組んでいます。
そんな先生って人気者になれる気がしますし~(^^)(笑)
・高校時代の思い出は?
友だちとしょうもないことをよくしていました。例えば友人が数千円する壊れにくい傘を買ったといえば、本当に壊れないか調べるために、わざわざ高いところから水を落として調べてみたりとか。そういう意味では、探求心が昔からあったのかもしれません(笑)
・就職した後、初任給は何に使いましたか?
友人たちとお酒を飲みに行きました(笑) 社会経験を積むために、そして心底楽しむために行きました!!若かったですねぇ~。失敗もいろいろしましたが、まぁ、いまでは笑い話にできますし、ほろ苦い思い出です(笑)
・医療系をめざす皆さんへ一言
医療系にはリハビリテーションや看護、介護その他にも様々な職業があります。いずれの仕事もとってもやりがいのある仕事です。まずオープンキャンパスへ足を運んで仕事を知ること、学校の雰囲気を知ってください。リハビリテーション分野に興味がある方はぜひ本校のオープンキャンパスにお越しください。